日本経済新聞電子版および2026年8月1日朝刊に掲載された、生成AIを資産形成や家計の相談に活用する際の向き合い方を扱う記事に、株式会社フィールフロウ取締役CTOの岡崎 太が取材協力しました。
- 電子版掲載日: 2026年7月17日
- 朝刊掲載日: 2026年8月1日
- 電子版記事: 「AIにお金の相談、回答は正しい? 背景・目的をきちんと伝えて質問を」
電子版では「AIにお金の相談、回答は正しい? 背景・目的をきちんと伝えて質問を」、朝刊では「お金の相談、AIを活用」の見出しで掲載されています。
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実務者の立場から、生成AIとの向き合い方をコメント
以下は、取材時に岡崎がお伝えした趣旨を、当社の表現で改めてまとめたものです。日本経済新聞の記事本文を要約・転載するものではありません。
記事では、東京大学の教授やファイナンシャルプランナーなどのコメントとあわせて、生成AIの特性を踏まえながら、お金の相談にどのように活用すればよいかが紹介されています。
岡崎は、生成AIを日々の業務や意思決定の支援に取り入れてきた実務者の立場から、最初に入力する質問が、その後の回答を方向づけることをお伝えしました。
特に、最初の質問には次の3つの要素を入れることが重要です。
- 背景: 今どのような状況にあるのか
- 目的: 何のために、何を知りたいのか
- 制約: 避けたい条件や、守りたい前提は何か
また、質問の冒頭で「あなたはファイナンシャルプランナーです」のように、AIに期待する役割を明示する方法も有効です。
AIと対話しながら、回答を育てていく
生成AIは、一度の質問で完成した正解を受け取るための道具ではありません。状況を整理したり、複数の選択肢を比較したり、自分では気づかなかった論点を見つけたりしながら、対話を通じて考えを深めていく相手です。
回答が意図からずれたり、事実と異なる内容、いわゆるハルシネーションが含まれたりしたときも、「AIは使えない」と切り捨てる前に、まずはこちらの伝え方を見直します。背景や目的を十分に共有できていたか、条件が曖昧ではなかったか、AIに期待する役割を具体的に示せていたか。プロンプトの書き方を改善し、質問を重ねることで、回答を意図する方向へ近づけていけます。
もちろん、プロンプトの改善だけですべての誤りを防げるわけではありません。資産形成に関する制度、税制、金融商品の条件、市場環境などは、一次情報や専門家の知見も組み合わせて確認します。AIへの伝え方を磨き、得られた回答をほかの情報と組み合わせることが、生成AIとうまく付き合うための実務的な姿勢です。
フィールフロウは今後も、自社での実践を通じて、生成AIとうまく付き合い、実務に生かすための知見を発信してまいります。
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