生成AIを「現場の戦力」にする——Praxisで診断・学習・ドリル・復習を体験する

生成AI習熟プラットフォーム「Praxis」の学習体験を、実際の画面に沿って紹介します。12アーキタイプ診断から、コース学習、章テキスト、ドリル、復習、法人管理まで、「使うAI」から「わかるAI」へ進む仕組みを見ていきます。

著者
岡崎 太
CTO / AIアーキテクト
公開日
読了時間
4分で読めます
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2026年7月31日、フィールフロウは生成AI習熟プラットフォーム「Praxis」を正式公開しました。

生成AIのサービスは次々に登場しています。一方で、ツールの名前や操作方法だけを覚えても、業務の中で「何を任せるか」「どう評価するか」「失敗したときにどう止めるか」までは身につきにくいものです。

Praxisが扱うのは、個別ツールの操作方法ではありません。フィールフロウが実務で磨いてきたAI仕様駆動開発を中心に、仕様化、設計、実装、運用とガバナンスを一つの学習体験としてつなぎます。

この記事では、実際の画面に沿って、Praxisでどのように学習を進めるのかを紹介します。

生成AIを現場の戦力にするPraxisのトップ画面

最初に、現在地を知る

Praxisでは、学習を始める前に「12アーキタイプ診断」を受けられます。

日常の判断に近い質問へ回答すると、AI時代の仕事で発揮しやすい強みと、見落としやすい観点が整理されます。診断結果は人を優劣で並べるためのものではありません。自分が設計、実装、評価、統率、倫理のどこから学び始めるとよいかを考える材料です。

学習前に現在地を確認することで、「全員が同じ研修を最初から受ける」だけではなく、自分の役割や課題に合うコースを選びやすくなります。

コースを選び、章ごとに進む

Praxisのコースは、テーマごとに複数の章で構成されています。

章一覧では、公開されている章、現在学習できる章、前の章を終えると解放される章を確認できます。学習順序が見えるため、「資料はたくさんあるが、次に何を読めばよいか分からない」という状態を避けられます。

現在は、無料で学習の流れを体験できる入門コースに加え、生成AIを事業へつなぐストラテジスト向けコース、AIとともに設計・実装するアーキテクト向けコース、事業と技術を一つの架空案件で束ねるFDE実践コースなどを展開しています。

今後も、職種やテーマに合わせたコースを継続的に追加する予定です。

Praxisのコースと章の進行状況を確認する画面

章テキストは「読むだけ」で終わらせない

章テキストでは、学習目標と章の流れを確認しながら、短い節単位で内容を読み進めます。

重要語句はその場で意味を確認でき、通常読書と集中モードを切り替えられます。長い教材を一度に読み切るのではなく、5〜15分ほどの単位で理解し、次の演習へ進む設計です。

たとえばFDE実践コースでは、提案、仕様、評価、実装判断、運用、リスク説明を別々の知識として覚えるのではなく、一つの架空案件を更新しながら学びます。前の章で決めたことと、次の章で評価することがつながっているかを確認するためです。

学習目標と重要語句を確認しながら読み進めるPraxisの章テキスト

ドリルで、判断できるかを確かめる

内容を読んだあとは、章の途中と最後にドリルへ取り組みます。

単一選択、複数選択、記入、並び替え、ペアマッチングなど、問いに合わせて形式が変わります。大切なのは、正解数だけではありません。誤答した問題は解説を確認し、最後にもう一度取り組めます。

「読んだときは分かったつもりだったが、選択肢を前にすると判断できない」という差が、その場で見えるようになります。

Praxisの章テキストに続いて取り組む中間ドリル

復習とAIコーチで、学びを定着させる

一度正解した知識も、時間が経つと忘れます。Praxisは誤答や手応えをもとに復習候補をまとめ、学び直すテーマとタイミングを確認できるようにしています。

対応プランでは、章ごとの総合演習となるグランドテストや、学習中の章を前提に質問できるAIコーチも利用できます。

AIコーチは、教材とは関係のない一般的な回答を返すためのチャットではありません。いま学んでいる章の用語や事例を、もう少し掘り下げたいときの伴走役です。

個人学習から、法人での人材育成へ

Praxisには、無料で始められるFree、個人向けのPersonal/Pro、法人向けのTeam/Enterpriseがあります。

法人管理では、メンバーの学習進捗、診断結果、段位分布などを確認できます。研修を実施した回数ではなく、どのテーマが理解され、どこに次の学習投資が必要かを考えるための情報を揃えます。

今後は、既存のTeam/Enterpriseを基盤に法人向け提供を本格化し、導入支援と組織管理機能を拡充して、企業ごとの育成計画へ接続しやすくしていきます。

学ぶ人だけでなく、教える人も参加できる場所へ

Praxisでは、フィールフロウ自身がコースを増やしていくだけでなく、中長期的には、外部の専門家や企業も学習コンテンツを提供できるコンテンツマーケットプレイスへの発展を構想しています。

現場で磨かれた知識を、単発の資料や研修で終わらせず、診断、章学習、演習、復習までを備えたコースとして届けられる場所を目指します。

これは中長期的な構想であり、提供時期や参加条件は今後検討していきます。

まずは無料で、学習の流れを試す

Praxisは、12アーキタイプ診断と無料体験コースから始められます。クレジットカードの登録は不要です。

生成AIを使う回数を増やすだけではなく、仕事の中で再現できる考え方として身につけたい方は、まず現在地の診断から試してみてください。

※ 掲載画面は2026年7月31日時点のものです。プラン、機能、コース内容は今後更新される場合があります。